お買い得な認定中古車がある?

最近はTwitterでネタを小出しにしている?ので特にブログのネタが無いのですが認定中古車関係のネタを。

 

時々、ポルシェのHPの認定中古車でケイマン/ボクスターの認定中古車を見たりするのですが981系だけでなく最近は982系の現行も相場があがってるような気が。これまでの991系の値上がりは最近は玉数も増えて収まりつつある気もしますが。

 

半導体不足とコロナ禍による新車のデリバリー遅れから元々納期が掛かるポルシェ、何時来るか分からない新車より程度の良い認定中古車を購入するパターンが増えてるのかも?

あと同じ理由で複数のPCで展示車が全然無い!!最寄のPCの展示車は現在1台!

田舎のPCとは言えこれまでは常時4~5台はあったのに。これも同じ理由で即納できる展示車両やが売れていくのでしょう。基本的に展示車両は売れ線のカラー、OPが付いているので売りやすいというのもあると思います。

 

さて、ここからが本題。

認定中古車は新車の下取りで入ってくるのが前提。まあ、認定中古車の下取りでも入って来ることもあるでしょうが。

少数ですがそれ以外のパターンもあるのを知ってますか?なんて偉そうに言う程のものでもないんですがPCの試乗車の入れ替えで認定中古車になるパターンがあります。

考えてみれば当たり前なんですがw

 

実はこれが超お買い得だったりするんです。自分のケイマンがそうなんですけどw

展示車や試乗車の段階でお声が掛かれば売れていく場合もあるでしょうが、基本的には次のそのモデルの試乗車が入荷して押し出されるようにして認定中古車になるんじゃないかな。

 

モデルケースと言うかサンプルは私のケイマン1台きりなので全てのケースには当てはまらないかとは思いますが参考程度に聞き流してくださいw

 

私が20年近く前に勤めていた国産車ディーラーでの経験ですが、試乗車を自社で中古車として販売する場合、所謂「簿価」という税制上というか帳簿上の車両の価値(専門外なんで正確な表現ではないかもしれません)に利益を乗せて販売価格を決めていたと思います。要は、市場価格(相場)とは関係なく帳簿上一定以上の利益が出れば良いという感覚です。

なので試乗車として長く使用されればされる程、簿価が下がる(減価償却が進む?)のでお買い得となるという形です。このご時勢、車種にもよるかと思いますが顧客の新車を差し置いて、試乗車を生産枠に入れ込むというのを躊躇うディーラーも多いかと思いますので現在PCで使用されてる試乗車は使用期間が長くなる傾向がありそうなので狙い目かもしれません。

ちなみに、私のケイマンは2020年12月購入(走行2800km)で相場の100万位は安かったです。安かった要因は2019年1月登録の2018年モデル(スポエキ、リアパークアシストが非標準装備)、1年10ヶ月の試乗車使用の2点だと分析しました。文字で表すと「2020年に1年落ちの2019年式車を購入」となり、実際はほぼ2年落ちですが当然程度は極上、オプションも豊富(約340万)でマイアミブルーのボディーカラーも気に入り購入しました。

 

試乗車と聞いて、荒く扱われたんじゃないかとちょっと心配になる方もみえるかもしれませんが、基本的にPCに試乗に来る様な方は99%常識人です(多分)。セールスマン同乗が殆どだと思いますし、通常の試乗コースではポルシェのポテンシャルが高すぎてレッドまで回したり、タイヤを鳴らしてコーナリングなんか絶対無理!ほぼほぼ慣らし運転と考えて良いかと。

他にもメリットはオプションが充実した車両がほとんどという事。まあ、オプションが豊富な車両の多いこと。少なくともこれはマスト!といったオプションは必ず付いてる。ただテンコ盛り過ぎる車両は当然価格が高くなってしまうので程々の「あ~、ちょっと贅沢仕様かな?」程度が宜しいかと。他にも高額なコーティングが施工されていたり、プロテクションフイルムが貼ってあったりする場合もあるかもです。

ボディーカラーが気に入った個体があれば買いでしょう。

 

ただ、都会のPCではメディアに貸し出す「広報車」が認定中古車として売られる場合があるようなのでこれは避けた方がよいかもしれません。慣らし運転無しで、全開、サーキット走行等ハードでタフな使用があった可能性が高いです。

 

このご時勢でポルシェは中古車全般的に相場が上がっていますのでPCとはいえ、下取り価格の相場も上がっているでしょうから自ずと認定中古車の価格も上昇していますので下取り価格次第という通常の認定中古車よりこれらの影響の少なそうな試乗車落ち認定中古車を探してみるというのはどうでしょうか?良さげな試乗車があれば担当セールスさんに探りを入れときましょうw